え〜っと、『ネタに困ったら過去の画像を見なおせ』との格言(?)にあるとおり、過去画像をあさってみると、
『これ書こうと思って書いてなかった!』
っていうのが出てきたんですが、
日産ノートの初代なんですけど、
『しばらく前からリヤワイパーが動かなくなってて、その代わりリヤゲートを開けようとすると、ちょっとだけワイパーが動く。リヤゲートは開かない。』
と、なんとも奇妙な訴えで入庫してきました。
この頃の日産車って電装系にあまりいい思い出がないです。
IPDMってゆう、リレーとヒューズの統合ユニットみたいなので制御してる部分のなんとも不可解な現象になが−く引っ張られたことがあるんで、またあれに関わるところか?と、身構えていたんです。
しかし、実際に入庫して改めて怪現象を確認すると、
・ハイマウントストップランプがつかない。
・ナンバー灯もつかない。
・テールゲートのオープナースイッチが作動しない。
・ワイパースイッチでの作動がおかしい(リヤのみ)
の4点です。
これって全てリヤゲート内のことなんで、
『もしかして・・・』
と、リヤゲートへつながる配線を確認してみると、
ちょうど、リヤゲート配線が開け閉めで折れ曲がるところが切れてました。
P10プリメーラ(初代)とか、R32スカイラインのトランク配線も同じような事になっているのを見たことがあったんで、まあ、日産の配線がボロいのかもしれませんが、よく見てみると・・・
あれ?
ここ、一度修理したあとがあります。しかもハンダ付けにテーピングです。(うちの仕事じゃないですよ)
折れ曲がる頂点を半田のような硬いもので修理すると、次はその横の柔らかいところで折れ曲がってすぐ切れてしまいます。
こういうところは、潔く切り取ってしまい、曲がるところから離れた両端部分でつなぐのが修理のセオリーだと思いますんで、別の配線を持ってきて、修理しました。
元の配線を切り取る位置を一本ずつ少しずらしながら切り取ると、接続位置も少しずつずれるため、配線の束が一箇所だけごつくなることもありません。
長さもきっちり合わせるため、結構大変な作業ですが、こうやって修理しとけばもう心配はいらないかな?と思います。
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