久しぶりのRECSの記事ですね−
このカルディナは車検でお預かりしましたが、排ガスの数値が車検に通らないほど高かったんです。
平成13年式で排ガス記号が『GF−』なので、COは1%以下、HCは300ppm以下でなくてはいけませんが、CO3%以上、HCも1000ppm程度ありました。
ダイアグテスターのデータモニターで見ると断線などはないのですが、O2センサーの反応がどうも悪くしっかりとフィードバックがされてない為にECUが濃い目の噴射量を指令しているみたいです。
なので、O2センサーは交換してみましたが、
COは0.3%、HCは250ppmと車検は通る数値になったものの、HCなどは時々280少々までスーッと上がったりしてまだまだ油断できない数値です。
そもそも”HC”とは”炭化水素”要するにガソリンの燃え残りが検出されているわけです。
O2センサーが新品になり、フィードバック自体は正常に戻ったとすると、
- 燃料は適正と思われる量を噴射しているのに燃え残る。
- 点火状態は4気筒点火している様子。
- ということは空気量が足りず、不完全燃焼を起こしCOが出る。燃えない分のHCも出る
以上のことから、吸気系の汚れで設計どおりの吸入空気量に至らないのでは?との推測できるので、RECSをやってみます。
今回は合わせてスロットルクリーンもやりました。
結果は、
CO0.1%、HC180%と、10万Km超えの”GFー”の車としては十分な数値に落ち着き、アイドル回転数も少し上がり、綺麗なアイドリングをするようになりました。
これで、また2年安心して使っていただけると思います。
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