以前のブログでも登場したお客様のBMW。そのブラックメタリックのボディーはいつ見てもピカピカなんです。
https://car.autoforum.co.jp/blog/1089/
とくに納車前に洗車なんかすると撥水性も非常にいい！
なかなかお目にかかることがない深みのある艶と水はじきなんです。
先程もちょっとした修理でいらしたんで、
『いつもツヤッツヤでキレイにしとってですけど、ワックスとかコーティングとかなに使っとってん？』
とバリッバリの備後弁で聞いてみたところ、
『模型メーカーのハセガワっていうところの・・・』
『ハセガワってあのプラモデルの？』
と、ちょっと食い気味に聞いてしまうくらい驚きました。
ハセガワといえば、日本のプラモデルの聖地静岡で、タミヤ・バンダイに並ぶ模型メーカーでミリタリーモノとちょっと懐かしい車のモデルをコツコツと販売してる渋い会社です。
が、車用コーティング剤を作ってるとは初耳です。
さっそくホームページへ行ってみるも、
（どこだ・・・・）
全く書いてありません。
あ、そういえば『通信販売だけでしか売ってないらしいよ』と仰ってました。
下の端っこにある通販サイトのバナーを『ポチッ』として、出てきたページを見ても航空機と建機とミリタリーのプラモしか見当たりません・・・
と思ってたんですけど、もう一度上から下までよーく見ていると
”零三式コーティングポリマー模型屋が本気で考えた実車用コーティング材”
の記述あり。
これか。
売る気あるのかこれってくらい目立たないリンクをまた『ポチッ』ってみると、
うん。地味。
しかし、写ってる写真がテッカテカのツッヤツヤな車ばかり。ウソ臭いほどツヤツヤ。
多分お客様のBMWのツヤ具合を見てなかったら『フォトショップ乙』って言ってたでしょう。
でもこの写真ホントですよ。絶対。
何でも、基本のコート剤”零三式コーティングポリマー11型”（ネーミングまで旧軍っぽい。）だけでも十分らしいんですが、その前に下地処理用の＃２００００（！）相当のコンパウンドで下地処理してから、零三式コーティングポリマー11型に”模型用コーティングポリマー”を適量混ぜて施工すると、写真のようにつやつやボディーが手に入るらしいです。
ちょっと欲しくなって商品金額見てみると、基本の零三式コーティングポリマー11型”だけでも￥３２００＋TAX
さっきの完璧つやつやにできそうなキットが
”全部込み込みで￥9540の商品が￥8616でご購入いただけます”
って、高けぇ。ヨメ様スイフトにかけるコート剤の値段じゃねぇ。
しかしワタシはちょっと躊躇してしまう値段でしたが、BMWの７なんかをあのレベルのコーティングしてもらうと２桁万円か？とも思いますんで手間を惜しまない方には高級車になればなるほどお得かもしれません。
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