お客様が大事にされてるムーヴ。病院で駐車中に当て逃げにあったとで、こんなことになってしまいました。
修理代金を実費支払いと保険を使って次回から3年間割増保険料をお支払になるのとを比べられた結果車両保険を使うことを選ばれましたが、そもそも犯人(当て逃げの時点で犯罪です!)が判れば修理代は相手持ちですよね。
お客様もそう思われたのでしょう。
「ドライブレコーダーって駐車中も録画できるの?何か良いのない?」
とのご相談でした。
駐車監視タイプもバッテリー内蔵で20分程度の駐車監視ができるのも多いですが、はっきり言ってこの時間で済むのはコンビニくらいですし、そもそもバック駐車をコンビニでしないんで後ろにカメラがないとだめですよね。
そして、駐車中と言っても、ご自宅は門扉付きの立派なお宅で、自宅監視は不要です。
しかもお車での外出は2〜3日に一回なので外出時の駐車のみ作動でないとバッテリーが上がってしまいます。
何度か駐車監視タイプは付けさせてもらいましたが、いずれも毎日通勤にお車を使う方なのでバッテリーのことはあまり考えずにエンジン切ったら駐車監視に自動移行させていましたが、今回の外出駐車時のみという条件ははじめてでしたので調べてみました。
最初は「常時駐車監視にして、GPS内蔵タイプで家のみキャンセルとかできるのがあるんじゃない?」と思ったんですが、これはなんと1機種しか無い。そして、それ以外の機能が今回の目的には少しそぐわないので却下。
となると条件は、
- 前後カメラタイプ
- 長時間(2〜3時間)の駐車監視が出来る
- 駐車監視が必要な時に簡単にセットできる。
の3点ですかね。
最近のモデルは専用ケーブルを取り付けるとほとんどが長時間の駐車監視モードが利用できるのでこれは良し。
前後カメラタイプもかなり増えてきました。
なので駐車監視モードが簡単にセットできるという点を重点的に調べてみたところ、COMTECのZDR-015にたどり着きました。
移り変わりの激しいドラレコの世界で2年前の登場なのに相変わらず2カメラのベストセラーとして君臨するモデルです。
駐車監視への移行は右端のボタンを長押しするだけで、予めセットした時間だけ監視してくれます。
しかも常時録画するのか、振動が入っている部分のみ録画するのかなども選べるので、付属の16GBのSDカードでも運用できそうなところが良いですね。
やはりベストセラーには理由があります。
実際の取付は普段電源の取り出しにはシガー電源の増設をしていますが、駐車監視専用電源コードを使うことだけですね。
常時12VとACCとアースへ配線するだけです。
今回はヒューズブロックから電源取り出し用のヒューズで取り出しました。
その他はいつもと変わらず丁寧な配索作業で後々トラブルが起こらないように取り付けます。
今回は駐車監視に移行するためのボタンを頻繁に押すため、本体は運転席から手の届く場所をと思い、ミラー裏のセンターにしました。
ちょうどボタン部分がミラー下にのぞくくらいの位置で、普段の視界の邪魔にもなりません。
リヤは乗用車のようなガーニッシュがないので配線は隠れませんが、夜間にライトが直接カメラに当たりづらい上方に取り付けます。
これで、駐車監視したいときだけボタンを長押しすれば安心して駐車できます。
「これで当てられても相手がわかるならドラレコなんて安いものよ」とおっしゃってました。
実際ドラレコ付き車のうちのお客様で、20分位買い物して出てきたらバンパーが当てられていたけど相手が待ってて弁償してもらった方がいらっしゃいます。
確認してみると、ナンバーまでバッチリ写ってましたからね。逃げてあとから捕まったりしたら大事ですから、普通の神経の持主ならまず逃げたりしないでしょうね。
こんなことはないに越したことはないですが、今の世の中自己防衛も大事ですよ。
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