おなじみのミニです。
相変わらずいつもキレイにされてます。
さて、今回は少し前のまだ暑かった頃のお話ですが、エンジン不調でご入庫になりました。
交差点で減速時にエンストするようになったとのことです。
実際に乗ってみたんですが、まともに運転できるもんじゃない感じです。
常にエンストしないところを探りながらアクセルを煽ってないとだめですね。
今年の暑さも尋常ではなかったので過去にもありましたが、ECUがだめになったとか点火コイルがパンクしたとかいや〜な予感がアタマをよぎります。
まずは基本のプラグチェックからと思いつつ「たぶんかぶって真っ黒なんだろうな・・・」と思っていましたが、予想に反して白いんです。でも焼けて真っ白でもないからオーバーヒートでもなさそう。
・・・これ、噴射量全然足りてないな。
ということは、次に疑うはこれかな?
ECUのバキュームセンサーへ入るホースのL字がキレイにパックリ切れてます。
ここまで切れててバキュームが漏れるとECUはエンジンの状態がまったく把握できなくなるんですね。
こうなったらまともに動くわけがありません。
で、ECUのL字コネクター手前の樹脂パイプ。
超硬質なのに硬化してパキパキになるわけでもなく、欧米の樹脂としては非常にスグレモノとは思いますが、エンジンの上をそのまま這っているためこすれているところがもうすぐ切れそう!
なので、これも1本のみ交換します。
そしてL字アダプターも新品なんですが耐久性が低い為、別にこの形状じゃなくてもよいのでこの部分のみ国産のバキュームホースに変えてしまいます。
バキュームホース自体最近のエンジンではほとんど見なくなりましたが平成1桁設計の車ではまだまだ使ってましたね。
でも、そのバキュームホース朽ちたり切れたりで替えたって記憶がほぼ無いんですよね。
ガソリンがかかったり、ブローバイが混入するところ以外ではほぼノートラブルなんで、これで20年ぐらいはここは大丈夫なんじゃないかと(^^)
その他気になった過去に補修したECU配線の被覆がボロくなっていたので再度補修したり、
ラジエータキャップのゴムが変形していたので国産の今のタイプに替えたり、
ステディロッドブッシュを換えて
その他細々としたところの整備などをして、しゃきっと調子よく走るようになったのでお渡ししました。
またしばらくは安心して乗ってもらえることと思います。
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