平成30年7月豪雨

前回、取り急ぎご報告させてもらっていましたが、オートフォーラムはギリギリ水際という位置にいたようで、被害はありませんでした。

8日早朝。残っていた水草からして、ここまで水がせまっていたようです

何日か経ってお会いする人、電話でお話する人ごとに情報交換のようになっていますが、はなしを聞くにつれ無事に済んだのは本当に運だけだったのだと思います。
この近所でも、写真に見えるそこの信号の交差点を入ったところから浸水していますし、SNSで写真の出回ったフジグランもすぐ近所です。
7月6日(金)夕方帰宅前に駐車場手前の水路はもう満水でした。

6日18:30 雨はしとしとと言う感じでした。

 

しかしこの用水路で、何年かに一度はこの光景も見ていますから近所のご主人も『少し心配だ』といわれる程度でした。
ところが、ご存知の通り未曾有の豪雨、災害となってしまいました。
おそらく誰もここまでの被害というのは予測できていなかったと思います。
このあと帰宅途中、芦田川に沿って走る国道486号線を通るのですが、いつもは6〜7mは下に流れる水面がもう1mで路面かというほどのところで濁流となっていて、初めて見る光景に『なんかヤバイかも・・・』と思い始めていました。
その後帰宅できましたが、先ほど濁流を見た場所が危険とのことで封鎖されたのを知るのは翌朝になってからのことです。もう少し遅ければ辿りつけませんでした。
帰宅してからも19:30に府中市全域に避難勧告が出され、どうする?家族会議になりましたが、指定避難場所はウチよりも川に近い低地なため、家のほうが安全かもと意見が一致したため我が家は自宅待機です。
夕食もそこそこにTV、パソコン、スマホフル稼働でそれぞれ情報収集をしながら、東広島にいる子供のところも気にしながらふと外を見ると我が家敷地の入り口にある用水路が溢れ出していました。

6日23:30

最初に気がついたのは23時頃、2階の窓から見える道路を歩いている人がヒザ下までの水の中をじゃぶじゃぶ歩いているのが見えて、様子を聞きに行こうと外に出た時でした。
もう用水路にかかる蓋のすぐ下まで水が来ていましたが、5分後話し終わって帰ってきたころにはあふれていました。
『これはまずいことになってきた』と思っても先ほどの人に聞いたはなしでは案の定避難所1階まで水が達しており、こちらからのアクセスはもう無理とのことで引き返してこられたとのことです。
もう、あとは運を天に任すしかなく、床上浸水も覚悟しどうしても浸かったら困るものを2階に上げるくらいしかできません。
しかし、このあと上の写真の状態を最後に徐々に水は下がっていき、我が家への浸水は避けられてホッとしましたが、近所には床下浸水された家もありなんとも言えませんでした。
その後も眠れぬ夜を過ごしましたが、なんとか無事に朝を迎えましたが、みなさまも知ってのとおりあまりの被害の大きさに言葉もありません。

7日朝。先ほどの写真と同じところです。

翌朝、なんとか雨も小降りになりあずかりのクルマも気になるし早めに出社しようとしましたが、なんと川と山に挟まれた我が家は3方向に出られる道すべてが通行止めになっています。
どこをどう探っても全てダメ。唯一情報のない山越えの細い旧道もこの状態では倒木で通れない可能性も高く何より危険だと判断し社長にTELすると、今日は自宅待機との判断が下りました。
その後、同業者で作る勉強会仲間がオートフォーラム前の写真をLINEで送ってきてくれて、どうやらうちは大丈夫らしいとの判断で翌日早朝出社ということにして確認したのがトップの写真なのです。
自宅近所でも大崩落です。
もうすぐ豪雨から1週間が経とうとしていますが、府中町の榎川の土石流や、福山市内で今日立て続けに起きた池の堰堤決壊・亀裂など今まででは予測のつかない被害も起きています。
被害に合われた方には心からのお見舞いを申し上げるとともに、自分自身注意散漫になっているので気を引き締めて行きたいと思います。

以上、遠方からもご心配のお電話をいただいておりますがオートフォーラムはおかげさまで無事でした。ありがとうございます。

引き続きよろしくお願いします。

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