少し前まで、チョイ古いクルマのトラブルの定番に発電不良がありました。
発電量が減って充電できなくなり、走行中に止まったりしていたんですけど、
そこまでひどいのは最近あまり見なくなりました。
でも、年数が経過すると、発電量は確実に落ちてくるわけですよ。
ワタシのカプチーノもそんな感じ一歩手前だったのですが、いつもカプの
駐車スペースとなりに置いてある部品取りタントのオルタネーターが
なんとなく目に入ったんですが、見た瞬間『似てる!』
『もしかしてこれもボルトオン?』などと淡い期待を抱きつつはずしてみました。
・・・何もかもがおしい。似てるのに違う。
でも、じ~と見てると『ケース組み替えたらいけるんじゃね?』と思ったが最後、
ばらしてました。
スペックを調べてみると65Aです。(順番が逆。)
結局ステーターコイル直径は同じことがわかり、プーリーと、プーリー側
ケースを組み替えるだけで本体はボルトオンできるものが出来ました。
配線が2本端子から3本端子になっているのは充電制御用として1本増えて
いるだけなので絶縁処理後無視して変換コネクターを作ってやることでOKです。
さっそく組み込んでアイドリングで電圧測定
実際に走ってみると、よく高性能バッテリーのうたい文句の力強い加速・燃費向上
・オーディオ音質向上すべてクリアです v(^_^)v ま、当たり前ですね。発電自体が
強化されてるんですから。
その夜、となりに乗せた子供が『なんかクルマいじった?』と聞くので、
『な、な、なんでわかったん? Σ(‾□‾)』
となぜか動揺しながらも聞いてみると、『加速がいい。マフラー音がよくなった。』
だそうです。予備知識なしの12才でもわかるらしいこの差はすごいです。
ま、今回みたいなことをしなくてもMC系のワゴンRターボ用でボルトオンの65A
が存在するらしいので、見つかればそのほうがおすすめですけどね。
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