先月・先々月あたりで、タイヤ各社が値上げを発表しましたよね。
特に、何年か前にタイヤの定価設定を復活させたブリジストンなんかはカタログに値段が載ってるんで見るたびに『高いな』と思ってしましますよね。
ま、タイヤという商品あくまでも定価は『この商品はこのクラスのタイヤですよ』という目安みたいなもんで実勢価格はそれよりかなり安く流通してるのは新聞広告の通りですが。
アジアンタイヤのように4本で国産タイヤ1本分以下の激安価格で流通しているものもありますが、純然たる化学合成製品なので原材料と生産工程がもろに価格に反映されているという商品です。
製造側で安くするためには、添加剤を減らす(量・種類)、開発費をかけない(中身の構造は使い回す)、低コスト国で生産する(→生産工程の管理はあまくする)くらいはワタシでも思いつきます。あとはなにをやってるんだろう・・・というのを考えると信用できるメーカーは人それぞれ決まってくると思います。
よく聞くのは『国産タイヤで安いの』って言葉ですが、いまやブリジストンだって海外工場で生産している商品がたくさんあるので、国内大手メーカーが管理しているなら生産国はこだわらなくてもいいんじゃないかと思います。
そうすると、このファイヤーストーンという銘柄はいいんじゃないかと思います。
車業界に興味のない方は知らなくて当然ですが、19世紀にアメリカ創業された由緒あるタイヤメーカーです。
しかし、1970年台頃を発端とした業績悪化で現在はブリジストンが買収しました。
そうです。ブリジストンが持っている会社なんです。
でも、うちで扱うタイヤの中では韓国メーカーのKUMHOと並んで結構安く提供できる銘柄の一つです。
多分材料コストは抑えてあるんで寿命もグリップも静粛性も燃費性能もブリジストンのベーシックタイヤの1周か2週遅れくらいに設定してあると思います。(ワタシには往年のGグリッドとか、GⅢあたりのかほりが漂ってくるんですよね・・・)
しかし安いながらも、適切な管理をしている限り途中でバーストしたり、表面が剥離したりすることはまずないだろうという絶対的な安心感があるんで、『安く!』と言われるとこれをすすめることが多くなってきましたね。
あまり距離を走らない方、絶対的なグリップが必要でない方で、安く!!という方にはおすすめです。
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