【コンチネンタル】組み付けインプレッション【CC6】

いやー、昨日は1日じゅうしとしと雨で寒かったですね。
夕方なんかヒョウが降ってきましたよ。結構大きくて、直径7〜8mm大はあったんじゃないでしょうか?
もう少し大きいものだったらルーフにポコポコ跡がつくところでしたよ。オークション会場でヒョウ害車って見たことありますけどあれは可哀想でしたよ。
でも、降ってきても屋根なし駐車ですから結局見ているしかできなくてヒヤヒヤものでしたよ。


さて、今日は以前から部品商経由で売り込みのあるコンチネンタルタイヤを仕入れてみました。

デカイ音符マーク!

コンチネンタルはドイツに本拠を置くタイヤメーカーで以前からメルセデスやワーゲンのドイツ車では当然ですが標準装着率No1とのことです。
しかし、ここ日本では一般的なルートではなかなか広がりもなくやはり外車のリプレイス用としてしか馴染みがなかったんじゃないかと思いますがここ最近アジア市場に力を入れているらしく、ウチなんかでも取り扱いするようになりました。

まあ、しかしはっきり言って日本の大手タイヤメーカーの実力も世界のトップレベルです。海外の高級車にもたくさん純正装着で食い込んでいます。
ですがこのコンチネンタルタイヤ、逆に日本の車に純正装着採用されるようになってきました。しかもNSXやスイフトスポーツといういま注目のクルマからです。
自動車メーカーが社を代表するハイパフォーマンスモデルから採用しているのですから、納入価格の問題ではなく、性能の面で採用されているのだと思います。
世界トップレベルのタイヤメーカーが多数あるこの日本において純正採用されるタイヤ、ちょっと気になりますよね。

今回は、FITハイブリッドを長距離通勤でお使いいただいている方のお車で純正のヨコハマBuluEarthでしたがショルダーの摩耗が早めに進んでしまい、長距離の耐摩耗性に関しては移動距離の長大なEU内のメーカーが得意とするところなので今回の条件に合うのではないかと思いおすすめしました。

摩耗がひどい方は内側になっていた方です。サイドスリップはトーアウト過大ではないのですが・・・

耐摩耗性能に関してはミシュランももちろん定評があるのですが、今回のComfortContact6(略してCC6)ラベルやタイヤ本体(!)にも入れられてる音符マークでもわかる通り、静粛性にも自信がある商品らしく、静かなハイブリッド車にはぴったりなのではないかと考えています。

特徴的なトレッドパターンが静粛性に効くようです

さて、肝心なタイヤ本体ですが、長年組み込み時の感触でなんとなく特性を推測してみるのですがそれも蓄積されてきて想像していた特性がその後の試乗とか、ライフを見ていく内にだいたい当たるようになってきたと自画自賛しているココ最近なのですが、このCC6もミシュランと同じくトレッド面は固め、サイドウオールは柔らかめの感触です。

サイドウオール柔らかいです


ミシュランのエナジー+と比べるとCC6のほうがトレッド面の硬い部分の幅が広いような気がします。おそらくトレッド面は中央と肩の摩耗差は少なく長く使えるのではないかと想像します。

ほんとに『クニュん』とした柔らかい部分と『カッチリ』硬い部分がはっきり分かれています。
対してブルーアースはトレッド面端も柔らかいです。良い悪いではないですが・・・
 

この角の部分の硬さは結構なもので、もっと幅広のランフラットの硬さにも似ている気がします。乗り心地にどう出るのか気になるところではあるのですが、ふと思い浮かべたのが昔のメルセデスのシートで、座面中央は固くその底にスプリングがあって座面を支え、サイドのクッション部分で吊って位置決めをしているような感触をしていました。
長時間座っていても非常に疲れにくく体を支えてくれるということでした。ワタシも先日W126の500SELで体験できましたが、座ってみるとほんとにスッと収まりが良かったんですよ。
重さを支えるという点において何か共通する理論的なものがあるんじゃないかと思ってしまいます。

あ、そうそう価格面でもこのあたりのサイズなら当社でメイン扱いのダンロップなどとほぼ同等で提供できますので、もう少しお高いミシュランよりも気軽に欧州タイヤを体験していただけます。
見積もりはお気軽に声をかけてください。

【追記】
履き替えた後敷地内で転がした限りですが、直進は非常にねっとり感があるのにスッとキレイに転がる感じで好感が持てます。
次は試乗したときまたレポートしたいと思います。

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