【コンチネンタル】偏摩耗対策に導入【MC6】

ドイツのタイヤってサイドウオールが印象的なものが多いですよね。

このホイールをみて『お、スバルだな』と気づいた人、スバリストですね。

今回エクシーガをご購入いただき、仕入れ段階からタイヤの残量をみて交換することは前提にしてはいたんですが、実車が来てみるとちょっとひどかったんですよね。

内側の偏摩耗がドイヒー

リヤに付いてたんですけど、偏摩耗の教科書のようなひどい摩耗でした。

内外ともショルダー落ちがひどくて内側などはもう限界です。

まずアライメントを疑ってサイドスリップテスターを通してみると、特にリヤがイン側に振ってたんですよね。かなりきつめなので、もしかしたら車高調とかダウンサスでも付けてそこに合わせてあったクルマなのかもしれません(今はノーマルに戻してあります)

サイズが215/45R18という、あまり一般的ではないサイズなんですが、元々エクシーガはスバル初のミニバンとの触れ込みでデビューしたこともあって、設計時の想定サイズはコンフォータブルな16インチだったんじゃないかと思うんですよね。

で、バリエーションを考える内に17インチ、18インチも設定されたんだと思うんですが、ワタシが見てきた経験上直径が大きくて(比較的)細幅で低扁平のタイヤってショルダー落ちが激しいと思うんですよ。

昔プリメーラとかで205/40R17っていうサイズがインチアップの定番だった頃があったんですが、それはもうひどかった思い出が・・・

40ですら超扁平と言われていた頃ですから今のタイヤ技術とは比べられませんが、大本の原因はコーナリングフォースの大きさに対して絶対的空気量が足りないせいではないかと考えています。

こういうときは、幅を増やす・扁平を大きくする(40→45というふうに)ことで緩和できるんですが、今回はインチダウンしないので幅を1cmだけ増やして225/45R18にしてみます。

この程度ならスピードメータの狂いもまだ許容範囲です。

さて、サイズは決まったので肝心のタイヤの銘柄ですが、価格と耐摩耗性のバランスを見て決めたいと思いますが、みんカラでリサーチしたところどうやらこのサイズでスバル車というとミシュランのPS4が結構な人気のようです。

国産メーカーで行くとブリジストンのプレイズ以上なら対摩耗性も大丈夫だと思うのですが、どれもいいタイヤにしようと思うと少し高いんですよね。

ここでコンチネンタルの対応サイズを調べてみたところ、

ContiSportContact 5

ContiSportContact 5P

MaxContact MC6

PremiumContact 6

の4種類が該当します。(ここにEcoContact6が追加発売されましたがちょっと間に合いませんでした)

全てのタイヤ

スポコンは今回のクルマの特性的には除外して、MC6とプレミアムコンタクト6

なんですが、実はMC6って以前ご紹介したCC6と共にコンチネンタルがわざわざアジア向けに開発したタイヤということらしいんですよ。

だから、MC6もCC6も本国のサイトには載ってない銘柄です

ヨーロッパのような長距離を高速でドカンと走る、降雨量は少ないところと、比較的近距離を低速での移動が多い、高温多雨なアジアでは確かに要求されるものが違うと思います。

ちょっといいと思いませんか?

しかもタイヤのグレードに対して比較的お手頃価格で提供できるのでおすすめさせてもらい、装着することになりました。

アジア向けとは言っても 225/45R18 Y XL なので国内メーカーの国内向けタイヤよりスピードレンジは高く、XL規格なので、エア圧も高めでの運用になります。

偏摩耗対策にはいい方向性なのではと期待しています。

 

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