【WAKO’S】S15シルビアにRECS

これぞFRの教科書なエンジンルームです

S15シルビアもいつの間にか20年選手ですがやっぱり良いですね〜

今あらためて見直すといい位置にエンジンが載ってますよね!

現代ならBMW風にフロントタイヤをもっと前に出した位置で設計してしまうかも知れませんが、今でも人気のFR車ってエンジンはフロントタイヤの上に載ってますよね。

BMWなどのフロントアクスルを前に蹴り出したスタイルのほうが限界性能は高くなりますけど、このフロントアクスルの真上にエンジンが載る旧来の日本車スタイルのほうが挙動がわかりやすくてコントロールしやすいんですよね。

さて、今回は『RECSしてほしいんですが』とお電話いただいてタイミングよく手が空いていたので今出来ますとお伝えすると『近所なので20分位でいけます』との事で即ご来店で作業させてもらいました。

距離はそれなりに走っていらっしゃいますがキレイにされている車です。

何か今困られてる症状があるのかな?と思い聞いてみましたが、それは特になく『距離を走っているのでやってもらおうかと思って』とのことです。

スロットルクリーニングもさせていただきましたが、表からみるとキレイなので今までにもお手入れされているのかな?と思います。

でも洗浄すると汚れは出てきます!

しかし、バタフライを開いて裏側と、その奥まで洗浄すると真っ黒い汚れが出てきます。

やはりバタフライの後ろまではなかなか直接ゴシゴシしないと汚れは落ちないですね。

当然この時インテークダクトは外させてもらうのですが、裏返してみるとゴムの部分に破れが。

パックリとな

エアフロのあとなので計量後にたくさん吸い込んでいるとエンジン警告灯が点灯したりしますがそれはなかったようなので普段はほぼ密着していて、負圧が強いときやエンジンが揺れた時に僅かに吸い込みが発生していた程度なのではないかと思います。

それでも、燃調が薄い時があるというのは気持ち悪いものなのでコレは部品を取り寄せて後日交換にさせていただきましょう。

そしてRECSですが、15シルビアはここしかなさそうですね。

マスターバックの負圧取り出し口ですね

そして、インテークマニホールドが一旦下まで下がりグニャリと上に曲がって吸気しているのでRECS液が溜まってしまわないように時々ブリッピングしながらの施工となります。

白煙もモクモクではないですけど出ていたので、そこそこ汚れも落ちたと思われます。

施工自体は通常通りの時間で終わりました。

後日ダクト交換でいらっしゃった時に『RECSのあと調子はどうですか』とお聞きしたところ、

『あれから高速に乗ってみたんだけど、低開度のときに足を軽く載せてるだけですーっと走った。効果ありましたよ!』

と言っていただきました。

RECSで一番効果を体感できるところをピンポイントでわかっていただけたので嬉しく思います。

2万Kmに一度くらいされるといい調子が持続できるのではないかと思いますよ。

またよろしくお願いします。

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