今回は完成後画像からです。
G’zアクア用のブラックベゼルとレンズに交換されたアクアですが、元々は標準仕様です。
お電話でお問い合わせいただきお話しているうちに『G’zのブラックベゼルとレンズのセット部品が新品供給されているのでそれに交換したい』という話になりました。
こういう別グレードのパーツに交換ってなかなかリスクが高くやってみないと無事交換できるかどうかわからない場合が多いのですが、幸いネット上に交換成功された実績が何例かあり部品番号も確認できました。
ただし、あくまでもネット上の情報であり、未確認。
部品番号がフェイクの場合大変なことになってしまいますので、事前に調査します。
トヨタのパーツ部門に問いあわせしてみましたが、もちろん適合の保証はしてくれませんが実車の車体番号からライト仕様(ハロゲン・HID・LEDだとか、グレードだとか)部品番号を調べてくれ、G’Zの部品番号からライト仕様を逆引きで確認して教えてくれたので、おそらくコレで間違いないだろうという確信がもてました。
さて、交換作業ですがコンパクトカーの分類のアクアのこと、バンパー脱着・ヘッドライト脱着とも比較的簡単にできますから工賃抑えめですね。
ただ、ここから先のライト殻割り(レンズとボデーの分解)は、暖め加減と力加減だけですから何度か経験してみないと難しいです。
夏場なのでヒートガンで熱するだけで比較的早く分解できました。
冬場だったらストーブの前でヒートガンでじっくり暖めて・・・と、とっても時間がかかってしまいます。
今回は旧品のレンズもベゼルも使わないですから廃棄でしょうね。
トヨタ車はレンズのみの設定が結構あるのでクリア塗装するよりも交換のほうが確実にキレイになります。
ただ、分解工賃とパーツ代で、クリア塗装よりも確実に高価になりますので状況に応じてご判断を。
あと、『ブラックベゼルにしたいので、塗装してほしい』などのお問い合わせをいただくことがあるのですが、最近の純正LEDヘッドライト車に関しては塗料の揮発したガスなどの影響が全くわかりませんのでお断りしているところです。
カスタムペイントになりますから当社としても保証するものではありませんが、もし壊れるととんでもない金額のライトユニットもありますので念の為です。
よろしくおねがいします。
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