GOLFにお乗りの方から『ヘッドライトの細かいクラックを磨いてほしいのですが・・・』と電話でお問い合わせです。
車種をお聞きするとGOLF6とのことですから以前施工させていただいたGOLF7と同じ感じのものと思いました。
あのときはどこかのディーラーの方のブログに『クラックはレンズ内側に発生する・・・』と書いてあったので(内部情報で確認が取れているんだろうな)と思い、お客様にも『クラックはレンズ内側から入るようなので消えませんよ』と言ってご納得の上作業にかからせていただいたんですよね。
結局表面を深く削ったおかげでクラックはきれいに消えたんですけどね。
そこでわかったのは、クラック消すなら通常より深く削れということです。
ひたすら削るのみ。
だから今回は#80の極荒目から始めます。
腕なんかをザッとこすると痛いくらい荒い番手ですね。
そこから始めると#120→#240→#320と水研ぎ前でもこれだけ番手を上げていくので当然手間がかかりますから、クラック磨き工賃を別途頂いています。
いつも言いますけど、クリア塗装はピカピカに磨き上げたこの表面を守るためにするだけなので、磨きが大事です。
塗装特有の表面の波を再びペーパーでならして再度磨き上げます。
バフがけするとモノが暴れるので足でガッチリ固定で磨きますよ。
組み付け後のライト調整で、かなり上にずれているのがわかりました。
取付後、こんなに大きくずれることはないので元からずれていたと思われます。
この車はハロゲン仕様にHIDを後付してあった車で、取り付けはきっちりしているのですが調整がいまいちだったのでしょう。
このあと正規の状態に合わせました。
お渡し時にお話したところ、『中古車として購入した時から触ってないので知らなかった』とのことでした。
ヘッドライトレベライザーが下向きにしてあったのでお客様も高いなと感じて動かされていたのでしょうね。
今回はクラックの深さが浅めですんでいたようで、キレイに傷も消せてこの状態まで仕上げることができました。
『キレイになった!』と喜んでいただけたので良かったです(^^)
コメント