今年のここまでのお仕事で思ったこと。

はい。専務です。こんにちは。

早いもので1年も1/4が過ぎました。年初からここまでのお仕事で特に印象に残ったことは、外車が多かったことですかね~。

といっても3ヶ月で7~8台ですからいつも外車の入庫があるところには「・・・普通」って言われるでしょうけが、うちは日常使いの軽~小型車がメインなんで外車比率は少なかったんですけど、その小型車に外車を使われる方が増えたのも大きいんだと思います。

VWのゴルフ、ルポ、アルファロメオ156、ベンツVクラスとつづき、特にローバーミニは3台、車検・車検・クラッチオーバーホールと続いたときには濃いかったですね~。ジェットストリームアタックかと・・・
でもやっぱり、みなさんの趣味の対象になるようなクルマは、さわってると楽しいですよ。(^_^)

特に旧ミニは、今の車ではなくなったつくりがあったりだとか、独特の整備方法が必要だったりと、「古い機械を整備してる楽しさ」と、もし交換しなくてはいけない部品が出てきても、普通に手に入る「安心感」が絶妙なバランスにいますね。
エンジンパワーは最近の軽四と同じぐらいまでアップしているとはいえ、今の交通の流れでも不足無く・・・というより、十分流れをリードできる性能をもっているので、これが50年前に登場した時には、どれだけ革新的だった事か想像に難くありません。

ですが、40年間ボディ骨格を変更せず、基本設計も変えず作り続けたクルマはやっぱり、その当時の整備の仕方と、その当時のオイルが必要だったりします。いや、古くなったオイルというわけではなくて、現在の化学合成油ではなく、昔ながらの鉱物油というやつです。しかも固めの。

古い車をちょっと知ってる方なら、オイル漏れのイメージが付きまとうでしょうが、オイルに気をつけるだけで、漏れが減ることも結構あります。

今のオイルは、燃費志向ですから、粘度の低いベースオイルにポリマーを入れて、必要な性能を確保するんで、ミニのように各パーツのクリアランスが大きい車はオイル漏れが激しくなります。含まれる成分によってはこの当時のシール類への攻撃性も大きいですし。

ところで、うちは専門ショップのように特定の車種ばかりいじってるわけでもないですから、資料を調べながら整備する事も多いんですが、調べるのがめんどくさいのか、時間がかかるのが嫌なのか、「もうこの車は部品が無いから」とか言って断る店もあるらしいですね。
同じ断るにしても、「うちはこのクルマはできないから他をあたって。」とはっきり言った方が良心的だと思うんですけど・・・

うちも何でもOKではないです。「これはムリ」というクルマもあると思います。今まではあまり記憶に無いですけど。(あ、ロータリーのオーバーホールはことわった記憶が・・・)その時はご了承ください。

でもね、最近「ここは○○○○もいじっ てくれるんですか?」(○○○○は外車だとか、ちょっと前のスポーツカーだったりとかです)
と、聞かれる事が増えてきたんですけど、つい「はい、できますよ」といってしまうんですよね・・・

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