今回はひさびさにカプチーノのネタです。
今回はなんと、岩国からご来店いただきましたKさまです。
遠いところありがとうございます!!
高速使っても最低2時間はかかりますよね。
ご入庫のきっかけは、ホームページからお問合わせくださり、最初はRECSカプチーノプランのお話をしていたのですが『オーディオを聞いているとプツッと音が途切れる』ので、発電量が低くなっているのではないかとのことからまずはリビルトオルタネーターへの交換となりました。
カプチーノのオルタネーターに関しては標準55Aと強化品65Aの取扱がありますが今回は標準で、との事で取り寄せしてご来店をお待ちしました。
数日後ご来店され、ご挨拶・お話もそこそこに実際の作業に入りますが、標準カプチーノの場合リフトアップしてフロントスタビライザーのボディ側固定ボルト4本を外せばそのまま下側からオルタネーターは出し入れできます・・・と字面にするとかんたんですが、実際にボルトを緩めるだけでもここはストレートメガネ、こっちは15°メガネの裏を使ってなどとノウハウがあれば時間は短縮できますが、25年前自分の車として初めて触ったときにははA/Cベルト、オルタネーターベルトの交換でさえ頭を悩ませたものです。
オルタネーターの回りにはベルトの削れたカスが付いているので予め取り寄せておいたオルタネーターベルトと共にエアコンベルトも交換させてもらいました。
オルタネータープーリーが新品になるので、削れたベルトでは変なクセが付いてしまいますからね。
その後負荷、無負荷でそれぞれ電圧の確認をしましたがバッチリ問題ないですね。
全負荷(エアコンオン、ヘッドライトハイビーム)がかかるとアイドリングでは12.8V程度まで下がってしまいます。
しかし、この頃の車だと設計上それくらいで普通でしょう。アイドル時にハイビームとか無いですし。
軽とかコンパクトカーだと信号で止まるときは発電状態が悪いのでライトはスモールにする車もまだまだあった時代なのですから。
1200rpmくらいから13.4Vくらい出るのでOKです。
オルタネーターの交換はこれで終わりですが部品発注の時いただいた車検証を見ていると、どうも購入されたばかりのようなのでお聞きしてみると、一月ほど前に個人売買で購入されたそう。
まずは気がついたところから整備してみようと思って・・・とのことなのでせっかくリフトアップしているのだからと思い、サビが出やすいところ・修復の痕跡など軽くチェックさせてもらいましたが、問題ないように見受けました。
ちょこっと転がした程度ですが、まだまだ10万Km少々のボディはしっかりしています。
まだまだ楽しめると思いますよ。
ついでに見てほしいところが・・・とのことですが、長くなりそうなので続きは次の記事で。
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