【RECS】フーガ エンジン不調 【スロットルクリーニング】

先日のスカイラインHVと基本的に同じユニットですね

今回のRECSはY51フーガ。

実は先日スイフトスポーツへRECSを施工させていただいた(未掲載です)Yさまから、

『もう一台所有のフーガが燃費が悪いしスロットル操作についてこない感じもあるし非常に調子が悪く診断してほしい』

とのことでご入庫いただきましたが、お問い合わせの段階で先日のスカイラインと非常ににている症状なのでRECSで治るのでは?と思っていました。

しかし実際にご入庫いただいてお話を伺うと、『走行中に突然回転が跳ね上がるときもあるし・・・』とのコメントがあり、微妙になにか違う現象も起こっているなと思いながらもRECSとスロットルクリーニングをさせていただくことになりました。

その前にまず診断機をつないで異常が起きていないか確認します。

残っている記録から推察するとバッテリーが怪しい?

診断機では上記以外にもボディ関係、ABS・VSC関係等々いろいろな故障コードが入っていたのですが、現在故障と出ていますが実際には過去の履歴と思えるものでしかもバッテリー(HVではなくいわゆる鉛バッテリーの方)の衰弱に関わるものばかりか?と思えたので

『最近バッテリーの交換とかされましたか?』

と訊きましたが、所有されてからは交換した記憶はないとのこと。

そしてこのフーガは1週間に1回の稼働とのことなのでバッテリー自体充電頻度が低いのでこんなエラーコードをひらってしまうのかもしれず、今回はエラーコードを一度消去した上で再度自己診断をかけてみました。

案の定エラーは出ないので車側の故障はないと思われます。

さて、肝心のRECSとスロットルクリーニングに進みます。

エンジンカバーを外すとツインスロットルのスポーティな外観です

まず先にスロットルクリーニング。

右バンクのインテークダクトを外し、左側もと外したところ、

ダクトがパックリと切れてます!

左のインテークダクトが2箇所も切れてました。

突然の回転上昇はこれが原因かな?

エアフロメーター後に2次エアを吸うとそんな現象が起こります。

ダクトは取り寄せなのでとりあえず“ダクトテープ”で補修しておきます。

わかりにくい写真しか撮れなかった・・・

スロットルも左右ともにそこそこ汚れが溜まってます。

写真ではわかりにくいですが。

ダクトテープと言ってもいつまでももつわけじゃありません

ダクトも再び取りつけてRECSに移ります。

おなじみのRECS風景ですね

RECSをしようとエンジン始動するとアイドルが1200rpmくらいになりましたから、それだけ分空気流路が汚れで狭まっていたんですね。

RECS完了後、スロットル開度や空気流量の学習等を済ませるとV6特有のスムーズなアイドリングに戻りましたので、お渡ししました。

お帰りになって3時間後、インテークダクトの入荷予定のご連絡でお電話したところ、スムーズさも取り戻せてアクセルのツキも良くなったと喜んでいただけました。

たった2台ですが続けてVQハイブリッドを診断した結果、走行距離に寄るエンジン側の性能低下分(大袈裟ですが)に対してハイブリッド側を追従させるなり補うプログラミングがうまくないような印象を持ちました。

逆にいうとRECS/スロットルクリーニングの効果を体感していただきやすい車種ということですね。

お困りのスカイライン/フーガにお乗りの方、どしどしお問い合わせください!

お待ちしております!!

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