【エスティマ】ヘッドライトクリア塗装

とてもきれいにされています。ボディへの映り込みがすごいです。

今回ヘッドライトのクリア塗装をするのはとてもきれいにされている50エスティマです。

しかし、ヘッドライトだけはどうしても黄ばんできますよね。

そして、微細なクラックもどうしても入ってしまいます。

上の画像よく見ておいてください。あとで、研磨後の画像と比べると驚いてもらえると思います。

なんだかレンズがボワッと光ってますね。

レンズの表面に細かなクラックが発生しているので、光が乱反射してレンズが光っているのです。

夜に霧が出ているとライトでボワッと光って遠くが見えませんよね。

あの現象は霧(細かな水の粒)に光が乱反射して水が発光したように見えて遠くが見えなくなるのですが、レンズ内で同じ現象が起きているので光が減衰し、遠くまで届く光が減って暗くて見えづらくなるんです。

今回もヘッドライトを取り外して研磨します。

よくここに2400ccのエンジンが載ってるなと思います。

ライトを外すとなると、グリル・バンパーを外してからなのでこうなります。

しかしまあ、このスペースにカムリと同じエンジンが入ってるんだから、大したもんですよね。

さて、いつもどおり研磨を済ませます。

とりあえず、点灯!

一旦装着し、点灯!

レンズのキズ、みがき残しがないか確認します。

問題ないので、いつもどおり塗装に入ります。

さくっと塗装後

塗装が済んで、マスキングを剥がしてから乾燥します。

翌日、きっちり乾燥も済んで磨ける硬度になったので、装着に向けて表面を研磨し平滑にします。

どうです?レンズの黄味はなくなってますね。

今回のは特にきれいに仕上がりました。

元のレンズの状態も良かったですからね。

きれいでしょ?

さあ、2枚めの写真と比べてみてください!

レンズは光ることなくプロジェクターの表面もきれいに見えてますね。

キラーン#

今回のおさらいですが、

1.レンズ表面の劣化したコート層を完全に研磨し、細かいクラックの入ったレンズ部分をさらに削り取る

2.粗めで研磨しているので徐々に研磨の目を細かくしていき最終的にコンパウンドで仕上げる

3.クリアを多層塗りする

4.完全乾燥後表面を平滑に研磨する

ここまでしてこのツヤツヤのレンズが出来上がります。

表面をさらっと磨いただけではこの輝きは出ませんよ!

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