4年前の車検でCVTフルードの交換を行ったスイフトですが、今回の車検では10万Kmを超えなんとなく動きももっさりとしてきました。
途中でプラグ交換などもしてあり、機関としては異常は認められないので再びCVTフルードの交換をやってみます。
しかし、今回は2回めの交換。
『気に入っているからまだまだ乗るよ!そもそも最近の車、アイドルストップだとかハイブリットだとか全く・・・』
と、アイドルストップ装備前のスイフトRSをいたく気に入られているので、気持ちよく乗れるようCVTフルードだけではなくフィルターも交換します。
まず、一般的なCVT(A/T)はエンジンと違ってフィルターはしょっちゅう交換するものではないとの考えなのか、オイルパンの中のオイル吸い上げ部にフィルターが内蔵されていることが多いです。
今回もオイルパンを外して交換になります。
まずドレーンプラグからフルードを抜きますが、抜けきったあとは上のオイルパン(黒い部分)の周りにたくさんついているボルトを緩めて外します。
しかしまだまだオイルは溜まっているのでこぼさないよう気をつけてオイルパンを外します。
そして中にボルト3本でフィルターが取り付けてあるのですが・・・手がベタベタで写真を撮れてないんですすみません。
これは外したあとの画像ですが、これがフルードの吸込口兼フィルターです。
非分解なのでまるごと交換ですが、スイフトの場合¥3300と比較的お安くなっています。
そして、なぜかスズキでは部品設定されていないようなのですがもう一箇所フィルターがあります。
金属ケースでフィルターのみ交換するタイプなのでぱっと見わかりにくいのですが、この中にもフィルターがあります。
小さめなのですが、いかにもフィルターらしいフィルターがついています。
なぜか入手するにはスズキのOEM車モコやルークスを販売していた日産経由で入手しなくてはなりませんが同サイズできちんと使えます。
この2点を交換し、フルードを入れて10分ほど走行してからもう一度上抜きでフルードを抜きかえたところで約7L入れ替えたことになりますので今回はこれで終了して納車しました。
ご感想は『加速が良くなったとかよりも、普通にスッと走ってるときがなめらかというか静かというか・・・とにかく良くなった。前回のときよりも良いかも』とのことで、十分体感していただけたようです。
A/Tよりも使用圧力が高いといわれるCVTですからオイルの劣化も激しいと思われます。
体感できるできないというよりも壊さないためにも定期的な交換をしたいものですね。
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