【ホンダ×ヤマハ発提携】原付一種領域で業務提携について検討開始

ついにここまで来たかという感想しか出ませんが、

”本田技研工業株式会社(ホンダ)とヤマハ発動機は、日本国内の50cc原付スクーターや、電動二輪車を含めた原付一種領域での協業に向けた業務提携について、検討を開始した。2社が5日、明らかにした。”

との報道が出ました。

過去には、スズキxカワサキでお互いを補完するような商品で提携を行っていたこともありますが、2輪界の2トップが車両で提携するなんて考えられなかったことです。

今までは原付一種と二種は切っても切り離せない関係で成り立ってきていましたが、最近の発売車種を見ると、一種と二種の乖離は大きくなってると思います。

原二はアジア等のベーシッククラスでもあり、開発も販売もますます盛んになっている感もありますが、国内でしか需要のない原一(50ccクラス)は、販売ボリュームから見てもメーカーサイドにしてみれば”お荷物”感が高いんでしょうね。

確かに50ccクラスは30Km/h制限とか2段階右折など上のクラスに比べて積極的に取り締まられるという不利な面もあり、市場から敬遠されてしまった感もあって、ある意味不幸なカテゴリーでもあるんですが、今回の提携は逆に見ると、それでもなんとか残したい、見捨てないという両社の意気込みの現れと見ることもできると思います。

元記事を読んでみると解ると思いますが、

”日本国内の50cc原付スクーターや、電動二輪車を含めた原付一種”

っていう記述が目に入ったんですが、例えば原一を電動のみの販売にしてしまえば海外に比べて環境のいい国内で実践的なデータ取りができて、上のクラスの電動化にも大きなステップにするという前を向いた開発もありかと。

しかし、一番はやはりいまだにここがなくなってしまうとその上のクラスの普及(維持)にも悪影響ということなんでしょうね。

良い方向に向かうことを祈ります。

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