【カプチーノ】RECS EA11R パックプラン

はい。前回のハイマウントオーバーホールのカプチーノ。
今回はWAKO’S RECS ”カプチーノ EA11Rパックプラン”編です。

見慣れた11Rのエンジンルームです

 


RECS ”カプチーノEA11Rパックプラン”とは、ホームページの方にメニュー内容を書いているのでそちらを見ていただくとして、実際どんな汚れ方をしているのかを見ていただこうと思います。

はじめにCO/HCを測ります。

CO0.5% HC30ppm良好です。

排ガスは、先日車検だったからか、いつも添加剤でも使っていらっしゃるか、とにかく全く正常です。

しかし、スロットルバルブを覗いてみると、

黒いのはオイル&カーボン汚れです。

スロットル周辺に汚れが堆積しています。この当時のターボ車としては至って普通ですが、ブローバイガスの中のオイル分が付着しています。

全開領域よりも、渋滞中・おとなしく発進する時・低〜中速巡航中などの微小開度域でのパワーの出方が悪くなり、俗に言うアクセルフィーリングが悪い状態になります。

汚れの分空気流量が減るためアクセル開度は大きくなりがちになるため燃費も悪化します。

キレイになりました!!

スロットルクリーニングで綺麗に清掃します。気持ちいいくらいピカピカになりました。
次はISCアジャストスクリュー&ボデー清掃とISCバルブ交換です。

これがISCスクリュー。通常はゴムの蓋がしてあります。

ISCとはアイドルスピードコントロール要するにアイドリング回転数調整機構ということですが、スクリューの方で基本のアイドル回転数を決めて、バルブの方で外的要因による回転数の低下を補うという役割です。

いずれも汚れが堆積すると本来の空気流量が確保できなくてアイドル回転の低下、ひどければエンストを起こしかねません。

スクリュウべとべと

スクリュウ穴も汚れがびっしり

これを清掃してとりあえず元の位置へ。

ISCバルブも古い型です。

ISCバルブはホースとともに交換して、気持ちいいアイドリングを狙います。

そして写真はありませんがRECSをやって、F1,PPを注入して乗っていただきます。
カプチーノはタンクが小さいので、F1,PPは満タン時に2かいにわけての使用をおねがいしています。

もともと悪くはなかったですが一段とスムーズなアイドリングになったような気がします。
このまま気持よく乗っていただければと思います。

Fさま、遠いところありがとうございました。

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