スパークプラグって使っていく内に摩耗(焼損)していくものですけど、こんなのは初めて見ました。
大体のスパークプラグは、頂点から摩耗して円柱形だった中心電極がドーム状になっていくのが普通ですけど、この接地電極の配置じゃ、確かに根本へスパークしますよね。
根本から細って、ある日中心電極の先が燃焼室に落ちて暴れ回るんですか?
恐ろしい設計です。
こういうふうにスパークしてるんでしょうね。
世界初の(リーンバーン)直噴ガソリンエンジンという、宣伝の仕方で大誤解とセンセーションを巻き起こして鳴り物入りで登場してきたGDIでしたが大量に生成される黒煙とそれに起因するトラブルであっという間に消えてしまった悲劇のエンジンとも言えると思いますが発想から製品化を急ぎすぎたのかもう少し検証と対策をじっくりできればあの後の三菱の展開も違っていたのかもしれません。(昨今の三菱はずっとそうじゃないかとも思いますが。)
このパジェロioもアイドリングから空ぶかしするとブワッと黒煙を吐くんですが、最近のクリーンディーゼルよりもディーゼルらしい?ガソリンエンジンです。
このプラグも三菱の要望なのかNGKの提案なのかもともとあったのかわかりませんが、これを採用することで劇的に改善できる何かがあったから採用したのでしょうけど、やはり検証に時間と熟慮があれば使わないと思うのですが、どうでしょうか?
三菱のクルマにもいいところもたくさんあるのにそれを隠してあまりあるいろいろが気になるのは非常に残念に思います。
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