さて、今日はいつもご入庫いただくTさまのレヴォーグへRECAROシートの取付です。
以前からいろいろな原因でシート換装のご相談を受けていたのですが決定打がなく、RECAROもおすすめしていました。
そんな時T様の方からいくつか候補を出していただいて見積もり、ご成約いただきました。ありがとうございます!!
さてこのモデル、2019数量限定限定モデルの、”SR-7F AdvancedEdition”というものでして、通常モデルに比べてブルーの部分がウルトラスウェードで、SR-7には通常つかない”シートヒーター”が装備されてます。
ちなみに”F”は座面のサイドサポートが低いタイプで、純正シートと換装しても乗り降りに違和感がないタイプです。スポーツ走行しない方、腰痛持ちの方などは乗り降りに負担がなくてこちらもいいんでないかな?と思います。
他の作業の進行具合もあったので、夕方ご入庫いただき純正を外してレカロ用シートレールの高さ合わせ(3段階あります)だけさせていただいた後、ヒーター配線のためお預かりさせていただきました。
取付作業自体はヒーター配線がなければシートベルト配線とシートエアバッグキャンセルだけなのでそのまま乗って帰っていただける時間ですみますね。
ヒーター配線は『バッ直』を一本引いてIGNで通電するようリレーを入れます。
『オーディオ用で一本バッ直があるんでそこから分岐でもいいですよ』と言っていただいたのですがオーディオにノイズが乗る原因になったらいけないので新たに引かせてもらいました。
さて、今回換装にあたってやりたかったのが『純正シートヒーターSWの流用』でした。そうです、純正シートもヒーター付いてます。一度体験するとヒーター無しシートは辛くなります(^^)
事前に配線図等を眺めると、左右スイッチの電源とアースが共通化してあり、二段階制御のHi側はLOのヒーターに追加で作動するタイプのようでスイッチ内回路が一般的ではなさそうですが、現物を見てから判断しようと思っていました。意外と簡単に解決法が見つかることもあります。
さっそくセンターコンソールBOXを外して実物で検討しました。
・・・だめでした。すみません。
結局シートの座面下にぶら下がるように配置してある本来のスイッチを使うしか無いのですが、こちらは単純な3ポジションなので、別の場所に追加して配線切り替えは簡単そうですから必要ならいつでもできそうです。
で、配線作業中は当然のごとく作業に熱中して写真撮り忘れてますよねー。
さっそく完成画像です。
シートスライドのため配線は当然ある程度余裕を持って配索し、動いても擦れないよう純正配線同様コルゲートチューブ巻きです。
座ってみるとレカロ独特のカッチリとした剛性感が感じられます。いつ座ってもいいですね。
これで長時間の移動が更に快適になったらいいですね。
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