現行VW POLOもデビューからもう5年目ですか。
月日が立つのは早いものですが、そろそろ10万Kmの個体も出てきていると思います。
このお車も10万Km超えで車検入庫し整備を始めたのですが、現行AW型まさかのタイミングベルトへ回帰していました。
ちょくちょくオイル交換などでエンジンもみていたのですが、前に乗っておられた前型の6R型POLOのエンジンはチェーン駆動だったので気にもしていませんでした。
上から見ていると、タイミングベルトカバーの真上にちょうどインテークパイプで、その左もアルミパーツなのでベルトの樹脂カバーが見えなくて、なんとも思ってなかったんですよね。
気がついてよかったです。
1.2L 4気筒ターボから1.0L 3気筒ターボへダウンサイジングされてたのはデビュー当時から知ってたのですが、1気筒分スリムになりボディは逆に65mmも広がりエンジンはほぼ車体センターに鎮座しています。
その隙間を埋めるためにアルミ製のエンジンマウントステーというか巨大スペーサーがついているのでこれを外すと広大な作業スペースが広がり、とても作業性は良いです。
しかも最近のVWエンジン、ウオーターポンプはエンジン後部(横置きなのでミッション側)へ置いているのでタイミングベルトはクランクとカムシャフトにかかっているだけなのでほんとにシンプルです。
ちなみに、これがエンジンとエンジンマウント間の『ステー』です。
横置きなのにエンジン横スペースは25cmくらいのスペースができ、整備性は最高です。
トレンドは廻るもので、直列6気筒も復活の兆しがあるように国内ではほぼ絶滅したタイミングベルトも復活に値する利点があるのでしょうか?
それとも、6Rでチェーンが伸びるトラブルが続発したのでタイミングベルト方式に戻したのでしょうか?
まあ、エンジンの新規開発はもうしないと言ったVWにとってはもうどうでもいい話なんですかね・・・
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