少し前のことですが、ワタシのカプチーノ、ヘッドガスケットの交換をしました。
ある日、カプチーノのオイルを久しぶりに交換しようと思って、リフトにあげてみたところ、
オイルフィルターから雫になってるオイル。
そういえば、以前から少しレベルゲージを見てて、『減ってきてるな。』とも思ってたんですよね。
温もるとオイル臭いし。
勝手なもので、つい最小範囲での修理で済むよう考えてしまいます。
オイルフィルターのベース部分?
ヘッドカバー?(ま、F6Aツインカムはカムシャフトハウジングですが。)
レベルゲージガイド?
今回は、エキマニ側(助手席側)の漏れで間違いないようなのですが、このままでは見えないので、エキマニ及びタービンあたりまで外してみます。
さあ、ここからは後日ですが、とりあえず想定できる部品を(最小限で)取り寄せて、作業にかかります。
今18時30分
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19:40
ヘッドガスケットの下辺りからオイルでベタベタ・・・
どう見てもガスケット漏れです。ありがとうございます。
と、なると、ヘッド取り外しですね。サクッと外します。
22:40
・・・まあ、ここまでなんやかんや気になるところもあったり、ローソンでパン買って食ったり、サクッとw4時間ほどもかかってるんですが。
この後のK6Aからは、ガスケットもメタルになってますんで、こうはならないのですが、F6Aの頃はまだまだ締め付けで潰すタイプのガスケットが主流でしたから、いつかは漏れてくるんでしょうね。
約8万Kmの時に一度ヘッドをはぐってるんで12万Kmは持ちましたか。
23:30
ヘッド側も、シリンダー側も磨いて歪み測定するも問題なし。
多少シリンダー側の水路から浸食が見られるけどもまあ、問題になるレベルじゃないので、OK。
ピストンヘッドも、バルブのカーボン付着も軽く落としてみてOKなんで、もうホントにガスケットだけ交換します。
代わりの足も今日はないんで何がなんでも直さないと会社で寝ることになってしまいます。
26:20(!)
組み上げは分解時に気になるとこは処理済みなんで、ちゃっちゃか組んで正味2時間ほどで完成。
結局、上記の オイルリターンホースが硬化してて裂け気味なとこを切ったら短くなったんで後日交換と、やっぱりオイルレベルゲージのOリングも硬化して切れてたとこからにじんできたんで後日交換と、まあこの2点追加だけで何とかなりました。
帰 り道は夜中なんで、気をつけてそろ~りと帰りましたが、O/H前と比べてはっきりわかるほどの溢れるトルク感(大袈裟)としびれるレスポンス(もっと大袈 裟)をひさびさに体感出来ました。排気音もいいし、エンジン音が変わったのはタイミングベルトの張り直しだけではないと思います。
こうしてみると、圧縮自体かなり漏れてたんだろうと思われます。
まあ、修理したことには大満足でしたが、腰痛て~
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