ジムニーシエラをご購入頂いたお客様、通勤はないのですが遠出で使われることが多いのかな?と思いますが、1年少々お乗りいただいて『シートが良くない』とのことで社外シートに換えたいとお聞きし、RECAROのカタログをお渡ししていたところ、『これがいい』とのことでSR-7Fを取り付けさせていただきました。
SR-7Fの”F”はフラットのFです。シート座面のサイドサポートがフラットなので、スポーツシートと身構えなくても乗り降りが非常にしやすいので人気です。
サイドサポートが低いとスポーツシートとしてはどうなの?と言われますが、たしかに太腿部を横方向に支える機能は多少落ちますが、背もたれ部分は通常と同じで腰、肩の横方向への動きはしっかり規制してくれますし、座面の形状や張りはレカロそのもので、長時間のドライブでも快適に過ごせるものと思います。
ここからはワタシの個人的な分析ですが、ノーマルシートと一番違うと感じるのが実は座面の性能で、通常の国産車のシートは座面先端の張りが弱く、ひざ裏すぐ上のもも裏の部分をしっかり支えてくれていないので下半身はおしりの部分と足裏だけでバランスを取ろうとしています。
だから、長時間座っているとおしりが痛くなります。
それと、もも裏の張りがないとどうしてもおしりが前へずれるので腰の部分が背もたれの設計とは違うところで支えるようになるので腰も痛いのではないかと思っています。
シートにしっかり深く座ると思ったよりシートは前よりに調整するようになると思います。
その上で、ハンドルてっぺんを両手で握って手が伸びきらない位置に背もたれを起こします。
そうすると多分肩までシートバックにあたっていると思います。
いつものシート位置からするとかなり窮屈な姿勢だと感じる人が多いのではないかと思いますが、慣れてしまうと前より腰は痛くならないし、肩こりも減るのではないかと思います。
”背もたれ”ですから背中をしっかりシートで支えてもらってください。
そうすると今度はシートバックの性能が気になってくると思いますが、
レカロなどの一見『高価』に思うシートが『適正価格』に見えてくると思います。
さて、ジムニーへの取り付けでは標準シートより若干座面も下がっていますが、座ってみると視線の高さはあまり変わらないような・・・
なぜ?
と思うのですが、標準シートはそれだけ沈み込みが大きかったのかなと思います。
引取時に標準シートのクッションは丸く感じていましたが、納車時に乗り込んだレカロはまさに平板です。
でもこれが正解だなと、座った瞬間に思わせる説得力があります。
快適ですよ!
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