一見キレイなヘッドライトに見えますが(実際にキレイなんですが)実は助手席側のライトだけ1度交換されているそうで、左右の状態の差が気になられるということでご来店されました。
はじめは運転席側だけの施工でどうか?と言われたのですが、色味だけではなく状態の差を気にされているので、片側だけ塗装して反対側がもとのままではおそらく表面の肌質の差が気になられるだろうと思い『されるなら両方のほうが絶対にいいですよ』とご提案しところご了承いただきましたので取り掛からせていただきました。
聴けば、他のお店でも再コーティングなど試された上で更に改善を望まれてのご来店なので緊張しながらの施工です。
今回はバンパー形状などからこのままでもライト面の端々まで作業できるので久々に取り付けたままでの施工です。
しっかりマスキングしたらガシガシ磨きます。ハードコート層はすでに無くなっていました。今までのお手入れで比較的キレイに見えていたのですが、実際磨いてみるとかなり深くまで黄みがかっていましたので、かなりしつこく磨きました。
ライト以外はバッチリマスキングしてクリアを吹きます。ここはマスキングのほうが大変で、塗料を吹くのは大した時間ではありません。
最初お話に出た片側だけ・・・という件ですが、このように片側でも両側でも同じように時間がかかる部分が多いので半額になるわけではありませんのでご了承ください。
さて乾燥の後、仕上げ磨きをして完成です。
雨なので屋内で撮ったんですが、表面の白味と平滑さが戻ったので白くなってしまいました。
実際のビフォーアフターはこれを見てもらえれば・・・
こんな感じで黄色さはなくなり、左右の色味の違いは言われないとわからないくらいまでもっていけました。
今回もお渡し時に見てもらったところ、たいへん喜んでいただけたので良かったです。
ありがとうございました。
はっきり言って、脱着なしできれいにレンズ端まで磨けるクルマはそう多くありません(バンパーがライト下端を取り囲むように峰になったデザインは無理なのでご遠慮いただきます)が、今回のようにあと2〜3年もてばいいかな?という場合でエスティマのようにツルッとしたデザインならかなりオトクな金額だと思いますよ。
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